推理将棋の裏話①
本当はWFPに寄稿しようとして考えていたネタですが何というかやっぱこっちにします。さて、おもちゃ箱・詰パラ等で普及しつつある?推理将棋。自分も一応おもちゃ箱の方に3題ほど作品を投稿しました。そんな訳でこの3題の成り立ちでも書いていきたいと思います。
自分の基本的な創作の仕方は詰上りとか手順創作じゃなくて、やってみたい「テーマ」を決めてそれにあった作品を作ろうというのになります。この辺りは多くの推理将棋作家と違う点ではないかと思います
では、テーマって何??という事になります
これはそんな難しく考える必要もなく、7種合とか7種駒取りなどと言った分かりやすい物からスイッチバックとかルントラウフとかプロブレムで使用されているテーマでも何でもいいです。
今回はテーマ創作でも
重要なのは、自分が少なくとも面白いと思ったテーマを創作する事でしょう
まだ、出来て長く経ってないのでまだまだ新しい手順やテーマが眠っている事でしょう
まずは橘圭伍作 対向射線!? 9手
(http://toybox.tea-nifty.com/memo/2008/02/post_4808.html)
- 9手で詰んだ
- 王手が最終手を含めて3回だけ
- 終局時に4段目に駒が3枚
- 金の着手があった
- 成る手はなかった
まずは自分のコメントにある
作者 「未発表の自作で利用した「王手回数を増やす事で自爆位置が限定される」という狙いをシンプルに表現しようとした易しい作品のつもり…でしたが、(以下、略)」
の説明から
この作品の元ネタの手順は以下のような物でした
76歩34歩33角成52玉88馬77角成同馬62金33馬44歩43角迄11手
さて、本題の最大の問題は、どうやって角の自爆位置を77に限定するか、という一点でした。角の自爆位置を77に限定する事によって馬の引く位置を88に限定したいという物
其処で、目を付けたのが王手回数です
77と他の地点の大きな差は①筋段が違う②王手が掛かるかどうか これだけです
①を利用して限定すると味が消えるので使うなら当然②になります。で、作品が出来て検討している間に88じゃなくて24に引く手順を発見。この作品でも王手回数が3回という事で77の地点に自爆位置が限定されてます(自爆位置は66とか88にもあります)
詰上りを2枚角に決定した後は色々ある手順の中で一番面白そうな手順を作意に設定したつもりです。実際、15角16角とかもあった気がしますけど……今ならこんな4段目3枚とか言う条件にはしなかったでしょうねぇ(笑
次回は本題ですけど、需要があれば「油断大敵!?」の創作裏話を

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